『Wolfram|Alpha』がTwitterのbotになったら面白いかも

Wolfram|Alpha

同エンジンはウルフラム氏の技術・科学計算ソフトMathematicaのコード600万行以上を含み、約1万プロセッサコアを搭載したシステムで稼働する。アルゴリズム自然言語解析などを活用して、「円周率の300けた目は?」といった事実に関する質問に回答するという。

「obama birthday(オバマ大統領の誕生日)」で検索すると、1961年8月4日という生年月日だけでなく、「今から47年9カ月14日前」といった情報も計算されて表示される。
obama birthdayの検索結果

ある特定の事実の単純な結果に加え、それを様々なアプローチから示してくれるWolfram|Alphaですが、

今から47年9カ月14日前

オバマ大統領の誕生日はいつか」という質問に対して、ここまでの情報は果たして必要なのでしょうか。

1961年8月4日

一般的な用途で使う際は、これがわかれば十分だと思います。*1

そこで、このWolfram|AlphaTwitterのインターフェース上で利用する仕組みを、提案してみたいと思います。

ex.

  1. userが「@wolframalphacom (2+3i)(5-i)」とpost
  2. Wolfram|Alphabotである@wolframalphacomは「@user 13 + 13i http://bit.ly/Q7nvf*2という@userの質問に対する結果を含むreply*3を瞬時に返す

UIにTwitterを利用することの主なメリットは、検索結果や履歴がアーカイブとして残ること。特に、Twitter Searchの検索対象として、信憑性の高い情報を提供できるメリットは、計り知れないものがあると思います。

検索サービスとしてのWolfram|AlphaTwitterGoogleの対抗馬となるには、こうした連携も必要となってくるでしょう。

*1:そもそもWolfram|Alphaは一般的な用途じゃ使わないよ、といった意見もあるかもしれませんが、それではこのサービスがここまで注目される理由が説明し切れません

*2:http://bit.ly/Q7nvfは検索結果へのリンク

*3:reply元情報付き